技術研究発表会に参加しました

2025/01/14 エンジニアコラム

令和6年12月21日(土)、日本大学工学部 土木工学科 環境生態工学研究室(中野和典教授)に於いて、中野教授と研究室の学生の皆さん及び3年ゼミ生の皆さんでゼミナール発表会が行われ、当社が審査員として参加いたしました。令和6年8月1日の、櫻エンジニアリング報告会と銘打ち行った『技術研究発表会』に続き2回目の発表会参加です。
中野教授ゼミナールの3年生10人が発表を行い、4年生や院生が質問、当社から出席した3人が審査員となり、発表の正確さ、資料の出来栄え、発表制限時間の正確さ、質疑応答への対応等の項目について評価をさせていただき、発表会後の懇親会で総合順位を発表し表彰しました。

中野教授による解説

学生の発表

学生の発表

学生の発表

学生と中野教授

中野教授による解説

発表された研究題材(10人)
・「カーボン・クレジット市場の現状と今後の動向について」
・「干満流を利用した微生物燃料電池構築型湿地における有機物と栄養分の除去」
・「微量及び大量栄養素添加によるアクアポニックスのパフォーマンス向上」 
・「バイオガスプラントからの消化液のバイオ肥料としての利用」
・「干満流人口湿地における窒素の長期除去の促進とその定量的分子機構」
・「大型水生植物のアレロパシーによる藍藻類の増殖抑制」
・「メキシコマンネングサを用いた屋上緑化において植栽密度及び潅水の有無が屋上の熱環境に与える影響」
・「現場生態学的修復設計に基づく都市公園の静水池の自己浄化法」
・「下水道事業におけるグリーンインフラ活用の現状と課題に関する考察」
・「排水処理と汚泥安定化のための人口湿地」


審査結果
1位「現場生態学的修復設計に基づく都市公園の静水池の自己浄化法」
2位「排水処理と汚泥安定化のための人口湿地」
3位「微量及び大量栄養素添加によるアクアポニックスのパフォーマンス向上」

特別賞「下水道事業におけるグリーンインフラ活用の現状と課題に関する考察」

第1位

第2位

第3位

10人の技術発表は、どれも環境問題について要点をとらえ考察されており、かつ資料は丁寧に作り込まれ、優劣付けがたいものでした。当社にも設置されているアクアポニックス、公園整備における環境保全、見学会を行った人工湿地等、親しみのある事例を学生の新鮮な視点で研究されていて、地球環境の保全が強く求められる現代に生きる学生の真剣な考え方を学ぶことが出来ました。
懇親会では、順位表彰を行い、学生の皆さんと楽しい意見交換をさせていただきました。発表会を企画していただいた中野教授と、研究室の学生の皆さん、そして発表された学生の皆様に深く感謝いたします。今後も学生の皆さんとこのような交流を続け、情報交換を行いお互いの仕事と学業に役立て合っていければと思います。

懇親会

懇親会

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